これが体質か…

 自民党は、民主党が墓穴を掘ったことに便乗して、かなり強気な対応に出る構えを見せていますね。
 耐震偽装問題で、ヒューザーら企業との癒着が指摘された、伊藤公介元国土庁長官の証人喚問をもみ消す方針を打ち出しましたし、武部幹事長も一転強気な態度に出ていました。小泉政権の早期崩壊予測が出ていた当初とは一転した雰囲気すらあります。
 が、耐震偽装問題は、ヒューザーら施行元と伊藤氏ら政府側とのつながりがあってこそ出来た事件とも言えますし、これでもみ消すことは当然許される問題ではありません。それに、武部のオッサンも、堀江メール問題では当初、あまり強気な言葉は言っていなかったように、武部-堀江ラインには何か公に出来ないことは必ずあります。と言うのは、武部氏次男が雲隠れしていること(写真週刊誌の情報ですが、表に出てこないってことはそう言うことでしょう)、堀江氏が政府側の大物と何らかの取引をしていたこと(ホリエモンが何の打算も無く出馬するわけが無い。しかも地盤も何も無い広島から)、武部幹事長衆院選やその後の対応でかなり傲慢な態度を取りつづけており、その態度には身内からも批判が出ていること…など、疑惑は依然として山積みで灰色のまんまです。
 まあ、国会は疑惑究明の場所ではありませんのであれですが、今後は警察や検察に頑張ってもらいたいと思います。