吉野家の牛丼再開時期を考えてみる(アメリカ産牛肉輸入再開は?)

 吉野家の牛丼が休止されて久しいですが、これだけ長期間無くなると、もう無くても良いかな?と思ってしまう自分が不思議になってしまいます(^-^; それもこれも、京都競馬場店で食った牛丼の味に愕然としたからだと思うんですが…。

 吉野家の牛丼が休止になったのは、アメリカ産牛肉の禁輸措置が原因です。アメリカ産のショートプレートと呼ばれる部位を使った吉野屋の牛丼は、他ではこの味が出せないということで、牛丼を中止し豚丼などへ移行しました。ようやく業績は持ち直してきたみたいですが、本格的な再建は、牛丼復活時期がカギを握っているはずです。で、米国産牛肉は一体いつになったら再開されるのか?というのが問題なわけです。

 アメリカ産牛肉は、BSE問題が発生して以降、長らく中断されていました。そして生後20ヶ月以内か何かの制限付きで、しかも食肉処理施設で、危険部位と呼ばれる部位を適切に処理されていることを確認して輸入再開されましたが、アメリカ側のずさんな処理の発覚により、再び禁輸されました。
 アメリカは、「この方法でも危険部位は混入しない」とか、「アメリカ人はこの処理方法で肉を食べているから大丈夫だ」だとか、訳のわからない言い訳で輸入再開を迫っています。が、日本政府内でも賛否あるようで、輸入再開時期は未だ不透明です。
 小泉政権は、親米政権(アメリカの犬)なので、この輸入解禁を迫ることに従いたいところがあるでしょうが、反面、日本国民の浅い世論が支持の土台なわけで、その日本国民の多くはアメリカ産牛肉への嫌悪感を抱いているわけです。ですから、アメリカの言いなりになって、早期の輸入再開には応じにくいと思います。

 ちなみに、僕は米国産牛肉が輸入再開されても、食べる気はしません。それは、アメリカ国内で変異ヤコブ病を発症する人がいるらしいからです。これは他国に公表していない事実らしいです。ルートはわかりませんが、米国産牛肉の危険さを感じます。
 もちろん、中国から輸入した野菜などのほうが怖いのかもしれませんが、アメリカの言いなりになって、危険な肉を食べさせられることは勘弁してもらいたいです。