ゲーム機新世代競争はどうなる?

 折角2日もゲーム機ネタで続けたので、今日もゲーム機ネタで行きます。
 今回のE3で、ようやく新世代ハードが出揃ったわけですが、各陣営の強みと弱み、展望を見ていきましょう。

  • X-BOX360

 マイクロソフトX-BOXの後継機。DVD-ROMのまま、次世代DVD規格は使用せず。
 値段的に中途半端で、これと言ったキラーソフトを、ハード発売から半年以内では用意できず、日本国内では前回(X箱)以上に販売面で不振のようです。ブルードラゴンなどが発売されたら風向きが変わるかもしれませんが、それまでは日本で不振は続くでしょうから、PS3Wii発売までに普及させるのはもはや無理、と言う状況です。

 強みは、ゲーム開発がWindowsベースの開発システムらしいので、開発しやすいことらしいです。次世代Windowsを採用しているため、PCとの連携も可能だとか。
 また、ネットワークゲームX-BOX時代から得意としており、これが欧米では大ヒットしているそうで、欧米ではPS2に迫る勢いで売れたそうです。360も欧米では売れており、日本での販売不振はマイクロソフトにとっては悩みの種かもしれませんw
 海外ではトップのシェアを握ることも可能かもしれませんが、日本では消え行く運命、そんな感じかもしれませんねw

 ソニーの社運を賭けたハード。
 単にゲーム機としてではなく、家庭の家電ネットワークの中心に据えようという意味もありそうです。
 問題は、ブルーレイディスク採用ってことと、値段(6万越え)です。ブルーレイ採用にしては安い!と飛びつく人が多いのか、逆にゲーム機に6万は出せない、として敬遠する人が多いのか…です。絶対後者だと思うのですが、発売されてみないとわからないですね。
 ブルーレイで出る、映画などのコンテンツも気になるところです。要は、ブルーレイである必要性がどのくらいあるか?ってことが問われるでしょうから、ハリウッド作品の中でどのタイトルが、PS3発売に合わせてブルーレイで出るかってのも、PS3のスタートダッシュに欠かせないと思います。
 ハードは高性能だと思いますが、この性能に、どのくらいのユーザーと、ゲームメーカーが付いてこれるか?ってのも大問題です。作れる開発者は限られてくると思うので…。
 大コケする可能性はあると思います。日本でも、海外でも。

 任天堂の新ハード。今年末に発売される予定。
 性能面では、PS3には大きく劣り、X360にも劣る感じですが、新感覚のコントローラによる直感的で新しい操作方法が、ライトユーザーに、そして従来のゲームユーザーに受け入れられるかが勝負っぽいです。
 面白さでは一番ですね。ただ、どのくらいサードパーティーと呼ばれる、ゲームメーカーがソフトを出してくれるかが問題でしょう。アイデア勝負になると、また作れる開発者が限られてくると思うので…。
 日本では間違いなくヒットすると思うのですが、海外ではどう受け入れられるのか、あるいは受け入れられないのか? 海外ではそれほど任天堂ブランドは強みが無いので、海外での成否が勝負の鍵を握っているでしょう。


 こんな感じですかね。予想では、

・日本…WiiPS3>X360
・海外…X360>WiiPS3

って感じですw