続々タロー婆さんの介護日記

 要介助犬タロー(メス17歳)の介護についてです。
 おしっこの出が悪くなり、今日はほとんどしていないと言う状況で、いよいよ危ないかな?と覚悟していました。
 しかし、今日おかんが「導尿カテーテル」なるものを持って帰ってきて、それをしてやると…パンパンに膨らんでいたお腹がへっこむくらいにオシッコが出てきました! その量は6〜700ml。人間換算で2〜4Lくらいという凄い量でした。これで多少は楽になったかな?とは思いますが(まだ頻繁に鳴きますけど)、やはり徐々に衰えてはいますね。
 でも、寝たきりになってからもう1ヶ月くらいになるので、むしろその生命力の強さには感服させられています。例えば馬なんかだと、自力で立てなくなったら死ぬのと同じことなんです。それを考えると、この状態で生きて、さらに食欲もまだ旺盛と言う今のタロー婆さんは、凄いんじゃないか?って思ってます。
 自力で排出できないとは言え、内臓はちゃんと動いて食べ物を消化しているわけで、まだまだ生きようという意思が強いんでしょう。最後まで付き合ってやりますか、って感じですね。
 
 ちなみにタローは、小さいときはかなり弱かったんですよ。食は細いし、一時は「あと1ヶ月くらいの命」とか「フィラリアに感染して長くない」(フィラリアは、蚊に刺されて感染する寄生虫のようなもので、血管で増殖して心臓に寄生し、死に追いやる病気)とか言われたのに…。今のタローを、そのやぶ医者らに見せたいくらいですねw