少年犯罪を公開すべきか?

 昨日のブログで訂正。デスノートは連載終ってたんですね…。指摘されて気付きました。すいませんです。
 
 徳山高専の女子学生殺人事件。指名手配されていた容疑者の男子学生が自殺していたそうで。その捜査のやり方に疑問の声が挙がってますよね。
 今回の事件の場合、最初から容疑者が未成年の学生だと言うことが特定できていたようで、あまりにバレバレなもので、容疑者の服装やバイクの色や形状すら、逆に公表できなかったんじゃないかって思っています。つまり、そうした一部の情報を示しただけで、ほぼ個人の特定が出来てしまう、と。
 ただ、明らかに「犯人確保」の観点からすれば、捜査ミスですよね。それに、過剰なまでの「少年法」をタテにした容疑者保護。殺人を犯したのですし、もう19歳と言う年齢を考えると、名前はともかく、顔写真の公開などはやるべきじゃなかったのか?と思います。ただ、警察にはそれが出来ない事情もあったように思います。
 指名手配までしているのでアレなんですが、もし誤認逮捕だった場合が怖いんじゃないのかな、と。その場合、容疑者の少年は、潔白でありながら個人情報が日本全国に流れてしまい、大きな名誉毀損と社会的なダメージを受けることになります。そうなれば警察が叩かれます(情報を公開することを迫ったマスコミは、自分たちのことを差し置いてやるでしょう)。捕まえてみて、容疑が固まってようやく…と言ったところなのかもしれません。
 今回の場合は、既に逮捕状まで出ているわけで、公開捜査に踏み切るべきだったのかもしれません。また、少年による殺人事件が相次いでいる現状を考えると、公開してさらし者にして、「殺人をすると社会的には、自分も殺されるようなものだ」と言うことを示す必要があるのかもしれません。
 そのうち、「まだこの歳での殺人なら、死刑にならないから大丈夫」とか思って、殺人を犯すケースも出てきそうです。ので、何とか抑止力となる方法を探していかねばなりません。その1つが、個人情報の公開になるかも、と考えています。