「その時、歴史が動いた」

 実は、割とNHK好きです。さすがに紅白とかは見ませんが、ニュースに相撲にBS1(海外ニュース)に、NHKスペシャルなんかもたまに見たりしてます。
 中でも一番好きな番組が「その時、歴史が動いた」です。かなりの日本史好きなんですが、そんな僕でも楽しめるマニアックな視点が面白く、毎週ではありませんが、1度見始めると終わりまで見てしまってます。
 今回は「秀吉の家族、弟秀長」でした。羽柴秀長という人物は、日本史を習う程度ではほとんど登場しない人物だったりするんですが、彼が秀吉の手となり足となり、頭脳となったために、秀吉が天下統一できたと言っても過言では無いような、非常に優れた人物だったりします。その証拠に、彼が50歳くらいで亡くなった後、秀吉は朝鮮出兵や甥の秀次処刑など、かなり狂気とも取れる行動に走ってしまい、関ヶ原以降の豊臣家滅亡への道筋を作ってしまったわけです。
 そんな人物を取り上げたりしてくれるものですから、この番組は良いですね。日本史好きでなくても、こういう見方があるんだ、とかって視点で見られるので、良いと思いますよ。オススメです。