安倍内閣は派閥にがんじがらめ!

 発足した安倍内閣ですが…。自民党の三役人事も含めて、新鮮味も何も無い単なる論功行賞で終ってしまってましたね…。実質、安倍氏媚び売り隊の寄り合い所帯「再チャレンジ支援議員連盟」から2人も入閣するなど、人物本意で選んだとは思えないラインナップでゲンナリしてます…。
 ただ、麻生氏や谷垣氏の支持グループからは、麻生氏ただ1人しか選んでおらず、両氏のグループや支持者が、今後どういう動きをするのかが注目ですね。特に谷垣派からは全く選んでおらず、このグループは切り捨ててもいい、と言う風にも取れます。
 もし、人物本位で閣僚を選ぶのであれば、こうした偏った選び方はおかしいわけです。まるで比例代表選。参院の青木氏からも圧力を受け、参院枠を固定されるなどしており、安倍氏自身の裁量の余地はほとんどありません。
 形上は「小泉構造改革路線継続」ですが、実質は、自民党現主流派の傀儡政権と言ったほうが良いでしょう。
 小泉政権よりも、右翼的かつ媚米路線だと言われる安倍氏ですが、やっぱり短命で終りそうな予感があります。
 そんな、給与のカットをいきなり言われても、何の説得力もありませんしね…。短絡的というか浅はかと言うか…。首相の器にあるのかどうかも今さら疑問です。