「僕の歩く道」第1話

 興味があったので見ました。
 草なぎ剛主演で、自閉症の男性が生きる様を描くドラマですが、自閉症がどんなものかを説明する話に終始した、って感じで終わりましたね。自閉症の人間と向き合い、付き合っていくことへの難しさを描いていただけって感じがしました。
 ただ、このドラマを通じて言いたいことは、障害者に対しての偏見や差別は、実は自分が上手く行かないことへのはけ口にしているだけでは無いのか?ってことなんでしょうかね? それは何となくわかりましたし、伝わりました。
 なかなか興味深い内容ではあったんですが、これがドラマの面白さに繋がるかどうかは不明です。「僕と彼女と彼女の生きる道」は、凛ちゃんが可愛かったのもありましたし、見ていて希望の見出せるような話にもなっていました。ただこの話は、この後どうやって主人公の障害と、動物園や家族ら周りの人たちとが向き合っていくのかがわかりません。それだけに、先の楽しみはあるわけですが。この内容を、どれだけの視聴者が興味を持って見るか? それが注目です。