冬ドラマ初回視聴率ほぼ出揃う。TBS巻き返し!フジ苦戦か?

 ほぼ初回の数字が出ましたね。
 1位は予想通りと言うか何と言うか、TBS「華麗なる一族」でした。27.7%! つえぇ…。まあ、今クールのTBSはかなり力入っていますので、25%越えでとりあえず満足、と言えるのではないでしょうか? キムタクは強いですねえ。
 2位は、またまたTBSの「花より男子2(リターンズ)」。続編モノですね。安定してます。初回のスペシャルが19.4%でしたが、2回目は20.1%と逆に上昇すると言う逆転現象w 初回スペシャルは、話に入るまでの導入部がめちゃくちゃ長かったみたいですからねえ。失敗したかもw でも、2回目で20%越えですから、今後もかなり安定して数字を取ってきそうです。
 3位は、僕は意外だったのですが、日テレ「ハケンの品格」でした。18.2%でしたが、派遣社員として働くOLと言う設定から、ターゲットとしている層が狭く、数字は上がらないだろうと見ていました。が、これですから、篠原涼子が本格的に「視聴率女優」になったのかもしれません。
 その他、注目だった、テレ朝「エラいところに嫁いでしまった!」は16.1%とまずまず。誰もが、何故「大河ドラマ⇒映画大奥の次に、何故よりによってテレ朝のホームコメディなの?」と思ったはずの、仲間由紀恵の主演…。仕事の選び方がへたくそなのか、こんなドラマでも数字が取れることを証明したかったのか? 狙いがよくわかりません。もしかすると、「渡る世間」の層を奪おうと考えていたのか…。15%は越えてきたのである程度は成功しましたが、ライバル?「渡鬼」もそれほど数字を落としてはおらず、作戦は失敗に…。あとは、この数字が維持できるか?ですが、段々下がっていくんじゃないだろうか…と心配しています。これが、仲間由紀恵のピークを下げることにもなるかもしれません。
 フジ「東京タワー」は、月9としては最低じゃないかと思う、14.2%でした。酷い数字です。個人的には、不評だった「サプリ」を下回るのは確実と思っているだけに、初回の数字だけを見ると、この先10%を割り込まないかとさえ思います。速水もこみちと言えば「レガッタ」が大コケしていますし、「東京タワー」自体も、昨年末に放送されたスペシャルドラマ版が15%前後と振るいませんでしたし、この数字も当然かもしれません。何故もこみちを起用したのか、何故「東京タワー」で行くことになったのか? 今後、フジのドラマ部で責任問題が浮上するかもしれません(汗)
 フジは、放送開始した4つのドラマがすべて、初回15%を下回るという滑り出しを見せました。特に、番宣を頑張っていた「拝啓、父上様」が大コケ。12.9%と、フジのドラマの中で最低でした。「北の国から」の倉本聰氏が脚本、嵐の二宮和也が主演で、20%を狙おうかと言う意気込みがあったはずだけに、相当苦しいスタートとなりました。最近、有名な脚本家が手がけたドラマがコケる、と言う現象が続いてますね。視聴率に結びつかないようです。
 コケたドラマといえば、日テレ「演歌の女王」でした。10.9%。これは一桁決定ですね…。「女王の教室」の天海祐希が主演でしたが、設定があまり興味を引かなかったのか。難しいものですねえ。
 ちなみに、今回は何も見ていません。特段、見ようと思うようなものがありませんからね…。