黒猫 もり男くん

 我が家に昨年10月頃、やってきた黒猫の"もり男"(別名モーリー、モリー、おじじ、ジジ)ですが、なかなか個性的で面白いです。家に来た当初は、ノラを2ヶ月ほどやっていた時の飢餓感からか、食べ物に有り得ないくらいに執着して、人間の食べ物も、虫とかも何でも食べていたんですが、しばらくしてそれは落ち着いて、今ではキャットフード以外には興味を示さなくなったんです。…が、食欲は相変わらずで、生後7ヶ月にして既に、お腹のあたりがたるんでます…。中年オヤジですよ。僕よりも明らかに酷いw 寝転んだときなんかは非常に不細工です。
 もり男くんは非常に人懐っこく、甘えん坊です。寝るときは母親にベッタリで、確実に身体を預けて寝てます。そして、起きてトイレに行くときには、必ず一緒に入ることも日課だそうです…。夕方に僕が帰ると、今度は僕にベッタリしてきます。僕を背もたれのようにして座ったり、とにかく密着する面積を広げようとして座ります。ぬくいですね。
 体型が体型だけに、めちゃくちゃ俊敏ってことは無いのですが、唯一得意なのは木登りみたいです。外に出すと、よく気に登っているのを見かけます。そして凄いのは、その木を伝って2階にまで上がってくることです。他の猫は一切やらないんですけどね…。1階で外に出された時に、1階の人が寝てしまって中に入れてくれないとわかると、木を伝って2階に上り、か細い声で中に入れるよう懇願しているみたいですw 中に入れてやると、もの凄い感謝しますしね。逆パターンで、2階のベランダに出したのに、1階から帰って来たこともありました…。下りるのは苦手な猫も多いのですが、もり男くんはそんなことも無いようなのです。意外に器用です。
 ちなみに、そろそろ去勢手術をしなければならない時期に来ました。今は、後ろから見るとタマタマが大きく立派になってきているところなんですが…時間の問題ですw 可哀想な気はしますが、飼い猫では仕方ないんですよね…。許してくれ、もり男。