タミフル問題について

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070321-00000073-mai-soci
 今日の報道ステーションでも大きく取り上げられていましたが、タミフルによる異常行動が問題になってますね。
 ちなみに、タミフルは服用したことがあります。2,3年前くらいにインフルエンザにかかった時でした。39度の高熱が出て、そう診断されたときに頂きました。飲むと…あら不思議。高熱はかなり治まり、普通の風邪引きと変わらないくらいに楽になりました。別に異常行動を起こしたりもしませんでしたしね。
 つまり、タミフル自体は、インフルエンザに非常に効果のある薬であることは間違いありません。しかしながら、若い層を中心に異常行動が明らかにもなっています。厚生労働省から中外製薬タミフルの日本での販売元)への天下りも明らかになっており、「タミフルと異常行動の因果関係は認められない」と言う報告自体に信憑性は低くなっています。更に、タミフルの開発元は、アメリカのラムズフェルト国務長官が大株主になっている企業らしいのです。そして、タミフルの最大ユーザーとなっているのは日本。…癒着を疑わないほうが無理筋でしょう。
 インフルエンザ自体が、脳にダメージのある症状を引き起こす可能性のある病気であることもわかります。が、タミフル絡みの異常行動がこれだけ増えると、タミフルを疑いたくもなります。
 しかし、インフルエンザは厄介ですね。鳥インフルエンザもありますし、予防接種の副作用も問題になりましたし…。
 インフルエンザは大概、高熱が続いても後遺症も残らず自然に治癒するものですから、タミフルのような特効薬は、体力のある世代には無用のものなのかもしれませんね。その辺は、しっかり第三者機関が研究して解明してもらいたいものですが、政府と企業、アメリカの癒着があるのなら、あまり期待できないのでしょうか…。悲しいことです。