高砂親方、朝青龍と再面談=打開策めど立たず−大相撲

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000154-jij-spo

 朝青龍問題で、最近はずいぶんと、師匠の高砂親方(元大関朝潮)がヤリ玉に挙げられていますね。それも仕方の無いことかもしれません。この問題が発覚して2人が会ったのがまだ2回だけ、と言う少なさは異常です。そこに信頼関係はあるのか?とか、親方と弟子と言う関係にあるのかどうか?とか、結構深刻な問題ともいえます。
 が、今までの力士でも、親方と弟子の関係が破綻していた例ってのはあったと思うんですよ。最後はけんか別れ⇒引退みたいな力士もいましたしね。ですから、今までの親方たちと比較して、高砂親方が特別指導力が欠如しているのかはわからない問題だと思います。むしろ、これだけ連日取り上げられているのに、コメント文を出すだけで会見を開こうともしない朝青龍の、個人の問題では無いでしょうか? 問題はどんどん大きくなっている一方、夏巡業は朝青龍抜きでも、力士や巡業部の親方たちのアイデアなどで大盛り上がりを見せています。朝青龍いらなくね?!」とも思ってしまいます。琴光喜はファンサービス多いし、白鵬朝青龍を反面教師に捉えているみたいな発言が多いですしね。
 横綱まで上り詰めてしまうと、ある意味で意見を言える人がいなくなるのは当然かもしれません。が、心の拠り所となる人が全くいないわけでも無いでしょう。ただ、本当に諌める人がいないとすれば、この問題はどうしようもありません。その場合は、朝青龍本人が自らの力で乗り越えるしか無いと思います。
 うつ病の危険性とは言いますが、元々は自らの軽率な振る舞いから起きたことですから、同情なんてとんでも無いですね。それも処分のうち、です。