劇場版CLANNADの感想とか

 どうも、広島など地方都市でも、遅ればせながらも上映が決定してるみたいですね。局所的とは言え、鍵っ子は全国に散らばっているわけで。
 ようやく本題?
 と言うわけで観に行きました。17:05からの上映でしたが、客席は3割くらいの埋まり方。少ないなヤバイな、とは思いましたが、女性2人組とかカップルとか、鍵ヲタばかりじゃなかったのは、なんかヘンな感じでした。あと、映画館の受付のおねいさんに「クラナドクラナド」と連呼された(妄想)のは、何か恥ずかしかったです(何故?
 見ていない人に一言。まあ、話のネタにはなると思いますが、鍵っ子なら「絶対に見なさい」とはとても言えません。
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 個人的には、劇場版AIRよりはよく頑張っていたと思いました。割とオリジナルの展開になっていて、AIRの時みたいに、前半はオリジナルなのに、後半は原作の名シーンの切り貼り…ってことにはなっていませんでしたから。そもそも、テキストを読むだけでも40とか50時間掛かる物語を、僅か90分で表現しようとしていること自体が無謀かつ無理があることなんで、逆にそれを割りとわかりやすいものにしたってことには、凄く意味があったように思いました。でも、原作を知らなければわからないこともありましたよね? 原作を知らずに見た人の感想が聴きたいです。AIRのときは、実は高評価だったみたいですから。
 以上は客観的に見た時の感想ですが、もちろん、鍵っ子の視点から見た場合「ありえねー」ですw
 一番受け付けなかったのは、智代でしょうw しゃべり方くらい原作に準拠できなかったのか…。ヘンに女っぽい言葉遣いをするのには、鳥肌モノでしたよ。もちろん、何故か智代の金魚のフンみたいになっていた杏もね…。公子さんが都合よいキャラに変えられていたのは仕方ないところですが…、公子さんは美術の教師ですし、もう辞めてますしね。キャラ設定が変えられていたのにはビックリしました。って言うか、公子さんそんなに強くないですからね?! あと、ことみは登場させなくても良かったのでは?
 展開で言えば、前半部分がとにかく退屈でした。CLANNADといえば、もっと静かで淡々とした展開ですからね。春原が無理にウザかったし、にぎやか過ぎるのが非常に違和感がありました。創立者祭までは。それ以降の展開は嫌いじゃないんですけどね。直幸を多く登場させたり、朋也の友達たちが出てきたりとか。ただ、立ち直るのが唐突過ぎるだろっ、とは思いました(汗
 見終わって思ったのが「CLANNADはアニメに向いていない」ってことでした。もちろん、劇場版では魅力が伝わりにくいってこともあるんですが、そもそもアニメにしても、原作が動きの無いお話ですし、映像美みたいなものも非常に伝わりにくいのです。AIRはその逆でしたけどね。動きがあることで、原作には無い魅力が出ましたから。
 その意味でも、京アニ版のCLANNADが楽しみです。どういう構成かつ、何話で編成するのか? まあ、12話では絶対無理なので、24話以上になると思いますが…。