亀田父に実質上の追放処分

 亀田親子への処分が決まりましたね。亀田史郎(父)に関しては、無期限の資格停止処分だとか。少なくとも1年以上は、息子たちを始め、指導なども含めて出来なくなったようです。妥当と言えば妥当だと思います。ライセンス剥奪もあり得ただけに、処分が甘いと言う声も聴かれますが、段階的にはこれで十分じゃないかな?と思います。自宅ジムも実質使えなくなるようなので、そんなに甘い処分では無いと思うのですが。
 亀田大毅に関しても、1年間の試合出場停止。これもそんなに甘いものじゃないですけど、まあやったことを反省する意味ではイイのかな?と思いました。たぶん、1年くらいは試合が出来ないくらいに、精神状態はボロボロでしょうからね。本当に再起する気があるのかどうかも含めて、気になるところではあります。
 亀田興毅に関しては、戒告のみで処分は見送られました。興毅も、これから父が指導してくれなくなって、先の見通しは全く立っていないと思いますから、父が処分されたことで実質的に自分への処分ともなったでしょう。次の試合のメドは立っていませんし、処分されていないのは形式上だけだと思います。
 まあ、ボクシングと言う競技を汚した罪は重いし、その罪に比べると、処分は軽いとさえ思うのですが、これで一区切りついたかな?と言う印象です。これ以上叩いても仕方ない気がしますし。
 収入が無くなり、亀田家はこれから大変だと思いますよ。次に亀田兄弟が試合をするときには、どんな姿になって帰ってくるか? ちょっと楽しみではありますけどね。