Visual Style Vol.01 麻枝准インタビューで思うこと

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 とりあえず麻枝さんのインタビューだけ読みました。麻枝さんの写真もありましたねー。前号の折戸さんと言い、何かあまりイメージと違わないと言うか、意外な感じがしなかったですね。
 内容ですが…もう何と言うか、この人の土台となる世界観ってどんなだろう? 宇宙じゃね?って本気で思うのですが(汗。この人のことを批判とか、僕レベルの人間が何か言うのが、とっても後ろめたいと言うか何と言うか…。
 Kanon後に久弥さんと麻枝さんが同時に鍵を出て行く、って言ったことが驚きました。妄想で、久弥路線か麻枝路線かどちらかで行こうとしていて、麻枝路線で行くことになって久弥さんが出て行ったのかと思っていて…。どちらも出て行くと言っていて、とりあえず麻枝さんを残した、って経緯には。
 ちなみに、ここで久弥さんが残って、麻枝さんが出て行っていたらどうなっていたんでしょう? 麻枝さんも、Kanonまででは、自身は自信になったかもしれないのですが、世間的にはまだまだ認知されていないところだったかと思うので、ブランドの力が無ければ、もしかしたら麻枝准というクリエイターも、どこかに埋もれてしまっていたかも…。
 ひとつ納得したのは、シナリオが優れているのではなく、演出が良かった、ってところですね。自分のシナリオを自分の音楽で演出して、さらにその場に合った音楽をチョイスする、ってところは、麻枝作品の真髄と言うか、そこが他のライターやゲームでは真似できない部分だと思うので、「やっぱりなあ」と思いました。あと音楽は、我流だからこそできるものがありますしね。
 ただ、別にライターとして燃え尽きたと言うよりは、主体とする場所を移すだけみたいで。と言うのも、Keyから出て行く気はとりあえず無いようですし、ピンチになったら出て行くみたいなことも言っていたので、再びライターとして登場する可能性もゼロでは無いのかもしれません。個人的に、以前にも描きましたけど、別の人が企画したゲームでの、1ライターとして描くシナリオとかすごく見たいんで。
 LIAさんとのタッグでも打って出るみたいですし、と言うかまだ33歳という若さw 想像していた年齢の中でも一番若かったくらいですし、僕とほんの少ししか違わないでアレですから…。何と言うか、もう打ちのめされてました。勝手に。
 しかし、何と言うか「神」と呼んでも相応しい感じがしましたねw 質問メール送っておけば良かった…。聞きたいこととかいっぱいあったのに。信者なのに残念です。が、何かこの人の作ったものに関わり続けてる(二次とかブログとかで)ことに対して、何か嬉しく思ったのも事実ですね。
 これからも、音楽主体かもしれませんが、麻枝准作品に触れて行きたいと思います。