コミケの企業ブースへのご意見への返信など

 コミケの企業ブースですが、存続し続けているのは資金的な問題が大きいのでしょうかね? ボランティアのスタッフだけではどう考えても無理でしょうしね。それと、二次創作を容認させるための手段ともありましたが、これは一部に限定されるでしょうね。大手企業であれば、そうした布石の一環とも言えるかと思うんですが、例えば同人出身のTYPE-MOONだったり、同人に対してオープンと言うか奨励していた歴史もあるリーフなんかには、そもそも「二次創作を容認」と言う思惑が当てはまらないような気がしました。それに多くの企業が、自社の、あるいはグッズ販売専門のメーカーなら他社キャラのグッズを売っているだけですから…。なら、やはりブースへの出店料がコミケ運営に欠かせない、と言う推測に繋がりますね。と言うか、それ以外の理由は見当たらないでしょうか?
 それと、ギャルゲメーカーへの遠慮がいらないとかって言うことを書きましたが、正直言って、鍵や葉っぱ、型月以外のエロゲに、同人サークルはほとんど付きません。なので、二次創作がどうとかって話とはまた別次元の話になるかと思いますね。
 あの場所にサークルを配置しても、隔離されたようなもので人が流れてこない、と言うのが企業配置のキッカケだと言うことなのですが、今もサークルを配置したら誰も来ないんでしょうか? そもそも西地区自体が東よりも一般の密度が低いですが、人が集中するジャンルとは少し違うところが配置されているって事情もあるでしょうから、集客力の高いジャンルを配置すれば人は流れてくるとは思うのですが…。壁外には行列が作りにくいのかもしれませんね。
 それに、スペースの広さが、例えば男性向けジャンルを配置するには中途半端な広さなのかもしれません。だから、ややマイナージャンルを中心に配置されて、結果としてそこ目的の人がそれほど多くなくて、かつ別ジャンル目的の人がそこまで巡ることなく帰ってしまうってことで、結果として今の企業ブースの形が一番有効利用できている+参加する企業にもコミケ主催側にも、そして参加者側にもいいのかもしれません。
 現状の企業スペースの一部が異常な状態だと言う認識は間違っていないと思うのですが、解決へのアイデアって意味では、僕程度では考え付かないってのが本音ですね。コミケの問題については、僕が考え付くレベルよりももっと深いところまで考えているみたいですし、主催側も色々と方策は打っているみたいなので。