ペリカン便引退で、コミケ搬入は楽になる？！

　かなり古いニュースですが、コミケの搬入業者として独占的なものがあった「ペリカン便」（日通）が、そのブランドを廃止し、日本郵政グループと統合することになったようです。要は「ゆうパック」ですね。
　これにより、ペリカン便の廃止時期はいつになるかはっきりしないものの、コミケへの搬入が楽になりそうです。
　と言うのも、ペリカン便の取扱店が激減、あるいはほとんど消滅してしまい、取扱店を探すだけで一苦労だったと思うのです。それが、クロネコやゆうパックに変われば、それこそコンビニで送れるようになるわけですし、利便性はかなり増すと思います。
　それに、伝統的にペリカン便と独占的に契約していたコミケ側の動きの無さも、少しばかり時代の流れに合っていないんじゃないの？とも思いましたが。ペリカン便はコンビニでの扱いがほとんど無くなってから数年が経つのですが、その間もずっとコミケットはペリカン便との独占契約を続けたままでした。もちろん、会場搬入のノウハウを持っている（改めて指導や教育をする必要が無い）ことが、独占的な契約を続けさせた一番の要因だとは思いますが。
　参加者のことを考えたら、より利用しやすい宅配業者に変えるべきだったのでは無いでしょうか？ どうも、スムーズに開催されることを最優先にしすぎて、サークル参加者の利便性は後回しにされてきたような気がするのです。
　個人的にペリカン便には、相当嫌な思いをさせられたので（誤配に遅配、電話で二度三度と言ってようやく届いたのですが、箱がヘコんでいてそれに対しての謝罪などは何もなし）、ビッグサイトから自宅へ送るときにもペリカンは使いたくないのでクロネコを使ってましたが、ようやくペリカンから解放されそうなのは何よりです。ただ、ゆうパックもあんまり信用ならないんですよね…。
　ちなみに、クロネコでは働いていたことがあるので、スピードと確実さではある程度信頼が置けます。全幅とは行きませんけども。ので、クロネコがコミケに採用されることを願ってます。