コメントの裏側には何人の人がいるんだろう?

 おかげさまでたくさんのコメントを頂ける様になってきました。中には「もういいよ」と言うようなコメントもありますが、大半が、自分では見えていない部分のものだったり、違う視点のものだったりと、視野を広くする意味で重要なものが多いです。
 しかしながら、一方的に批判するものだったり、このブログや筆者自身の存在価値自体を否定するようなコメントもあったりとか、穿った見方しかしていないんじゃないかと疑いたくなるようなコメントもあったりします。また、エントリとは違った視点での、ある物事への疑問や批判的なコメントもあります。
 で思うのは、それらのコメントの裏側には何人の人が居るんだろう?ってことです。と言うのは、そのコメントと同じ思いを抱いている人はどのくらいなのかと。
 例えば、4件くらいコメントがついた時にネガコメが1件来るとします。アクセス数は1000前後だとしたら、割合としては250人くらいの読者は、同じようにエントリを批判的、あるいは懐疑的に見ている、という単純計算が成り立つと思います。はてブコメントや他ニュースサイト、トラックバック送信元ブログなどのコメントなども総合すれば、確率としてはより精度の高いデータが取れるということにもなるでしょう。
 ただ、そのデータどおりの反応を、多くの読者がしているのかどうかは、実際のところは全くわかりません。と言うのは、例えばエントリ内容に同意してくれる場合、特にコメントをつける必要が無い場合もあるはずで。逆にエントリ内容に不満や意見をしたくなるような内容の場合だと、思わずコメントをしたくなるってモノでは無いでしょうか? なので、ネガコメが複数来たとしても、その裏側にはどのくらいの割合で同意している人がいるんだろうな?と考えながら読むことにしています。
 なぜそんなことを書くかと言うと、以前にコメント欄の意見内容に、僕自身が同意・納得をして別の批判的な記事を書いたところ、それがまた別のところで突っ込まれてネガコメが殺到した、なんてことがありました。まあ自分自身の読みの甘さと言われればそれまでなんですが、コメント欄で書いてくれた人と同意見の人がたくさんいる、と思い込んで書いただけに、正直かなり戸惑ってしまいました。
 それに思うのは、読者にも色々な人がいるってことです。千人居て千人が皆納得するような記事を書くブログなんて、あり得ないし、あり得ても面白くありません。ですから、少々ネガコメが殺到したり、自分の記事に自信が無くなるようなコメントを貰ったとしても、コロコロと意見を変えないようにしたいですね。もちろん、指摘を受けて、確実に自分が間違った考え方をしてるとわかった場合には改めますが。
 せっかく貰えたコメントたちですから、それを生かす意味でも、裏の裏まで読んで、その後のブログ運営に役立てて行きたいと思うのです。