ステイゴールド産駒のススメ

 今日のローズSは、マイネレーツェルがビックリの勝ちだったんですが、いい位置取りでしたし、4角回る時の手ごたえも抜群。このまま勝つのか??と思っていたら本当に勝ちました。400kgそこそこの体でかつ、内外から競られてのものでしたから、根性も大したものでした。
 しかし、この夏以降のステイゴールド産駒の活躍は目覚しいものがあります。エプソムCサンライズマックスに始まり、小倉記念朝日CCドリームジャーニー新潟記念アルコセニョーラなどの重賞勝ち馬たちはもちろんですが、オープン勝ちのビエンナーレ、500万下〜準オープンを3連勝したシゲルフセルト、北海道で活躍しているワルキューレやステップシチーなど、渋い活躍馬が多いです。
 そこで注目したいのが、ステイゴールド産駒の走り時です。簡単に負ける時は負けるのですが、勝つ時には高配を一緒に連れてくることが多いわけで。その法則性ってのはあるんでしょうか? 一応挙げてみます。
 
 ステイ産駒の重賞ウイナーを見てみると、ソリッドプラチナム以外はすべて重賞を複数勝っているのがわかります。つまり上級条件馬は、しばらく低迷していたとしても、何処かで鮮やかに復活すると言うことです。要は、条件さえ合えばハマる、これがステイ産駒の共通する勝ちパターンだということですね。
 競馬場別で見ると…、阪神コースに強い馬が多いんですよね。サンライズマックスだけは別ですが、京都よりは阪神でハマる馬が多いですし、京都よりは中山、そしてローカル。
 展開で見れば、レース上がりが35秒以上かかるレースでの強さも目立ちます。あまり極端な上がり勝負には弱いというデータもありますし。どちらかと言えば他力本願なところがあるので、特に人気の無い馬だと、そういう条件が重なる時を狙えばいいんじゃないかと思ってます。
 それと思うのが…人気薄での激走。特に牝馬は、ちょっと凡走したからって人気を落としているような馬を積極的に狙うべきです。馬体重が減っていて人気が無い場合もありますが、むしろ狙い目です。お父さんのステイゴールド自身が、それほど馬体重が増えて結果が良かった馬でもなかったですしね。むしろ、あまり馬体重の重たい馬ってのは大成しないとも言えると思います。

 うーん。何が狙い目なのかがよくわからないんですが(汗、ドリームジャーニーあたりには天皇賞よりもむしろ、有馬記念を狙って欲しい気がします。
 まあまた、狙い目っぽいステイ産駒が出たら報告したいと思います。