有馬記念 回顧

 強かった…。ダイワスカーレットはやはり、この10年(競馬歴)でも最強の牝馬ですね。強すぎるゆえに故障が多いのも事実ですが…。これだけ自分の型をもち、しかも全く崩れない馬ってのも珍しいですよね。今年はわずかに3戦だけでしたが、インパクトは断然でしたね。生涯全連対記録も更新し続けるんでしょうか? 凄いですよ。しかも今回は、久々に、見た目にも完璧に強い勝ち方でしたしね。
 しかし、ダイワスカーレットにはドバイWCを本気で狙って欲しいですね。身体さえ無事なら、是非フェブラリーSに出て欲しい! ヴァーミリアンカネヒキリとのガチンコ勝負は、本気で見てみたいと思いますし。とにかく無事に、無事に出走して欲しいです。
 というのも、暮れの有馬記念という重たい馬場状態を2年連続でこなせるパワーとか、あの先行力とか、追ってからの伸びとかも素晴らしすぎますから、ダートで割引ってことは無いはずです。ウッドとか坂路でも動きますからね。ダートで見てみたい…。トゥザヴィクトリーの好走から考えても、芝でGI勝ち負け級の走りが出来る馬こそが、ドバイWCで勝ち負けに繋がると思っているので、先行力もあるスカーレットは、本当にドバイWCを走って欲しい馬なんですよね。今年が3戦しかしなかったことで、急速に老け込むことも無いでしょうから、何とか走ってもらいたいと思ってます。
 
 アドマイヤモナークが2着って展開は予想すらしてませんでした。最後方から大外に持ち出して、凄い伸びでしたね。距離が伸びれば成績が安定してくる馬ですし、追える川田騎手ってのも良かったんじゃないでしょうか。自分の型を崩さず、大外から一気という競馬を愚直に実践したのがこの結果に繋がったんでしょうね。
 
 3着にエアシェイディ。これはさほど驚きませんでした。こういう複勝が似合う馬ですからw 
 4着にドリームジャーニー。いい競馬でしたが、最高に乗っていれば2着まではありましたね。勿体なかったですが、右回りでは今回くらいのパフォーマンスは期待できそうです。ピッチ走法なので、フェブラリーSにも出て欲しいんですけどねえ。
 
 まあ、いいレースを見せてもらったことに感謝です。これが、来年のフェブラリーSに繋がってくれることを願いつつ、今年の締めくくりとしたいです。