大晦日Dynamite!!の時代は終わった

 録画してたヤツを見ました。
 個人的には、所英男の試合は面白かったですね。それと、バダ・ハリがオーフレイムに負けた試合と。総合勢が強かった気がしました。K-1選手がいかにぬるま湯の中で戦っているかがよくわかりましたね。
 ただ、これをリアルタイム(早送り無し)で全部見ようと思うと…うんざりしますな。K-1甲子園に何分時間を使ってるのかとか、とにかくコンテンツ(試合自体)の放送時間全体に占める割合が少なすぎで、何かしながら見る分には悪くないかもしれませんが、ほぼ録画前提の作りになっていたような。これでは数字は取れないでしょう(12%前後だったらしい)。今年は考えたほうがいいでしょうね。
 それと、武蔵のボロ負けした試合ですが…、あれだけ武蔵が人気無いとは思いませんでした…。殴られるたび、倒れるたびにもの凄い歓声で。正直あそこまでとは思いませんでしたよ。武蔵自体は昔から好きじゃないので別に構わないんですが、それでも、あんな状態になってまでも戦わなければならないのか?と疑問には思いました。
 大晦日に格闘技、という流れでしたが、この程度のコンテンツではもう長くは無いかもしれませんね。見たい選手が出てこないのであれば。その「見たい選手」というのも、地上波でほとんど放送しない戦極とかがある程度囲ってますし、UFC進出する選手も増えたりと、地上波…DREAMなどK-1系のリングに上がる選手層はもの凄く狭まってます。外国人にしても、ヒョードルノゲイラなどの試合内容を知っているだけに、それ以上を見せられる選手が出てこないのであれば、試合自体のスケールも小さくなるわけで、とても「最強」を決めるような試合には見えなくなりますからね。
 やはりPRIDE消滅は、格闘技人気を大きく削ぎましたね。それと谷川貞治路線は完全に飽きられてきました。もうそろそろ別のプロデューサーに託したほうがいいように思うのですが。彼のためにリングに立とうという人が増えるとは思いませんし、選手を大切にしない+話題づくりばかりに腐心する姿は酷いものですから。
 TBSもそろそろ、内藤があれだけ人気が出ていることも考慮して、FEGとの付き合い方を考えたほうがいいでしょうね。番組の演出方法なども含めて。