CLANNAD AFTER STORY 15話「夏の名残りに」感想

 観ましたよ。もうボロボロ泣いてるんですが(汗。何か、いわゆる原作で言うクライマックスと言うかもの凄く泣いた場面よりも、こういう抑揚の小さな、この後の展開を匂わせたりするような話のほうがより涙を誘う作りになっているような気がするのは僕だけでしょうか? 
 ついに入ってきましたね。CLANNADらしいと言うか、もの凄く重たい感じの空気が。原作をやっていない人に耐えられるかどうか…。渚が生むところまではこの分だともう1,2話挟みそうな気がするので、尺としては目一杯って風になってくるのかもしれませんが。
 正直、ここの部分だけで、それに朋也と渚、古河夫妻だけで1話分になってしまったあたりは、アフターだけで2クールという余裕のある企画が為せるわざですよね。1クールだったら確実に省かれてましたから。もちろん、これでイイと思います。CLANNADという作品は、どちらかと言えば「長さ」で魅せる作品ですし、その長さの中に色んな要素を埋め込んでいて、それでクライマックスのシーンで仕掛けていた色んな要素との相乗効果で泣かされる、と言うものですから、例えアニメでも、あまり名場面ばかりを矢継ぎ早に放送したところで、良さが伝わらない気がしましたからね。思った以上にいい意味でタメが効いているんで、凄くイイと思います。原作との比較で言えば…ちょっとアニメに入り込んできていますのでわかりませんが(わからないのかよっ)、渚が妊娠してからすぐに倒れて、その後は寝たきりみたいなイメージが原作ではあったので、より現実的な感じに修正したのかなあ?とか思ってますが(単に僕の記憶が弱いだけで原作そのまんまなのかもしれませんけど)。汐の命名の場面も、原作では外じゃなくて部屋の中だった気がしますし。あのシーンは良かったです。ラブラブな感じを少し出しつつも、お互いの不安感がにじみ出ている感じが。泣きましたね。
 今後の展望は前回書いたとおりなんで、ただただ受け身になって次回の放送を待ちたいと思います。だんだん気軽に観れなくなってきましたが(汗。
 あと、これを観た後にWHITE ALBUMを観ようと言う気には全くならないのは致し方ないんでしょうかw ええ、まだ2話も観てませんので。