荒廃する外食産業内部〜「セクハラ」労災認定 デニーズのアルバイト女性、鬱病に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000016-san-soci

 外食産業ってのはかなり酷い状態みたいですね。今回のこれは…退院のメドが立たないくらいのうつ病ですから相当酷いですが、例のペッパーランチの強姦事件しかり、外食産業の労働内容は荒廃しきっているように思えてなりません。
 酷いのが、正社員の過酷な労働内容。過労自殺や過労死も相次いでいるようなのですが、入社3年目くらいで店長を任され、本社との調整や店の勤務表の作成、バイトやパートの採用や、苦情処理など、ありとあらゆることをさせられ、休みもほとんど取れず、耐え切れない人は辞め、耐えているうちに病んだり、最後には自殺や過労死に至るケースは少なくないようです。
 僕の大学時代の友人も、ジョリーパスタに入社したのですが、入社後3年くらいで過酷な労働に耐えられずに辞めたって聞きましたからね。
 パートやアルバイトの給料を上げようとか、厚生年金や社会保険の適用範囲を広げよう、という話が出たときに、真っ先に反対するのが、外食産業とスーパーなどの小売業です。つまり、それだけ人件費を切り詰めて利益を出しているわけで、モノの販売価格が既に適正価格を超えている、と言うことにもなります。
 特に外食の大手チェーンは、もう1度現場をじっくり見たほうが良いと思います。まともでは無いですよ。