CLANNAD好きよ。名盤「ソララド」を聞き逃していないか?

 奇しくも、CLANNADアニメ18話を見ていると、流れてましたね。最後のほうで。知らない方に言っておくと、あのボーカル曲は藤林杏のテーマ曲「それは風のように」のボーカルアレンジ版「オーバー」だったりします。
 その「オーバー」が収録されているのが「ソララド」と言うアルバムだったりします。この「ソララド」は、CLANNADオリジナル版(ゲーム)が発売される前に発売された、CLANNADの音楽をボーカルアレンジしたミニアルバムだったりするんですが、これが神アレンジすぎます。
 この「オーバー」はその中でもかなり良いアレンジになっているのですが、そのほかの曲もそれぞれ素晴らしいアレンジになっています。個人的には「空に光る」がやはり良いですね。
 そして何が良いかと言えば、「歌詞」だったりします。ほぼ全曲麻枝さんが作詞しているのですが、ソララドのオビには「クラナドの世界観を描ききる6曲入りボーカルアルバム。」と銘打っていたりします。どういう意味かと言えば、歌詞の内容はそのまま、CLANNADの謎な部分かつ根本部分である「幻想世界」に関連したものになっています。これをゲーム発売前に出すってどんなネタバレだよっ!? って思いつつも、逆にゲームやらずにこの歌詞の内容を理解するのはまず無理だ…とも思えるような、CLANNADの深部に踏み入れた内容です。
 特に「オーバー」「一万の軌跡」「空に光る」の歌詞は秀逸の一言。歌詞に注目して聴いていなかった人もぜひ聴いてください。

 あと、アニメの風子編終盤に入っていた「は〜りぃすたーふぃっしゅ」のボーカル版「風の少女」は、後に発売された「ソララドアペンド」に収録されています。こちらは、幻想世界に限った内容では無いのがやや残念ではあるんですが、相変わらずの神アレンジ、秀逸な歌詞になっています。個人的には「ひとひらの桜」(原曲は「遙かな年月」)が鳥肌モノです。必聴ですよ!

http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&search-type=ss&index=software-jp&field-keywords=Key%20Sounds%20Label