堀江メール

 ホリエモン武部幹事長の次男に、大金を振り込むように指示したというメールが問題になってます。民主党の永田議員が指摘しているんですが、どうも新たな証拠を示せないまま終わりそうな気配です。
 メールの真偽や、出所が問題になっていますが、そもそもおかしな点があります。それは、
何故ホリエモンが、武部幹事長の次男にお金を振り込んだのか?
ということです。

 というのは、ホリエモンがこのメールを出したとされる日時は、ちょうど選挙活動期間内だったようです。要は選挙がらみの問題なのですが、それがおかしいのです。
 つまり、ホリエモンは、自民党武部幹事長ら)に頼まれて出馬したのに、何故武部氏の次男にお金を振り込む必要があったのか?ってことです。
 武部氏から接待を受けたのならまだしも、堀江氏から武部氏にお金を渡す必要性がどこにも無いのです。出馬したことで、ライブドアの株価が上がり、「ありがとうございます」って感じのお金…って可能性もあるかもしれませんが、それでも不自然です。
 もちろん、堀江氏と武部氏次男は顔見知りだったことから、疑惑は拭えないのは拭えないのですが、武部氏が積極関与した可能性ってあまり考えられないんですよね。
 ちょっと、民主党側の勇み足って感が強くなってきました。民主党には、国民の一部しか影響していないライブドア関連の追及はあまり積極的にやってもらいたくないのです。むしろ、米国産牛肉の問題や、耐震偽装問題など、一般国民が幅広く影響する問題の、自民党の責任を追及してもらいたいのです。特に耐震偽装問題は、安倍幹事長など大物の関与も指摘されていますし…。もうちょっと、国民の側に立った問題の追及をしてもらいたいところです。