リトルバスターズ! シナリオ考察〜その2…笹瀬川佐々美の謎

 リトルバスターズ!のSS情報サイトを見ましたが、かなりホットと言うか、アクセス数は凄いことになっているみたいですね。一番人気のSSで、1日に500以上のアクセスが! 需要は相当ありそうです。
 僕がCLANNADのSSを掲載し始めたのは、ゲーム発売から4ヶ月、クリア後からは3ヶ月ってところでした。今書けば、発売から2ヶ月無いわけですからねえ。幸い、色々とネタは用意しているので、時間さえあればお披露目できると思います。
 もし何かリクエストとかあれば書いてください。応えられる保証は無いですけどね。
 

 
 さて、考察です。




 実は「何が謎で何が謎で無いか?」がよくわかっていません。
 とりあえずは、

  • 現実世界で実際に起こったこと
  • 恭介たちが仕掛けたこと
  • 恭介たちでもわからなかったこと。あるいは予期しなかった変化

 などで分類されると思っています。詳しく、どれがどこまで…というのはわからないんですが。
 
 あと、自分の中で謎なのが、笹瀬川佐々美は何者なのか?」と言うことです。
 何故そう思うかと言えば…まあわかると思いますが、彼女があまりにも、恭介の仕掛けた謎かけとかに関わりすぎているからです。それも都合よく。
 個人的には、いくつか仮説を立てて考えてみることにします(実は、今日の仕事中の大半は、佐々美のことを考えていました)。
 
-佐々美は恭介と結託していた
 僕が一番有力だと思っている説です。
 レノンに託した恭介のミッションに、かなりの割合で関わっているのが佐々美です。それに、寮でのミッションでも失敗したら現れて…と、めちゃくちゃ関わっています。それに、単に鈴を嫌っているわけじゃなくて、むしろ、鈴のことを考えた行動があまりにも目立っています。恭介と理樹の勝負の際に、佐々美が関わっていたのは、この説を裏付けるいい例なのかもしれません。
 何故、佐々美は恭介と結託したのか? そもそも「結託した」証拠はありません。が、「結託する理由」は思いつきます。
 佐々美は、鈴のことを心底嫌っているわけではありません。むしろ、ずっと気になっている存在で、理樹の言葉を借りれば「片思い」ですw 謙吾のことが好きだから、鈴を突破口に取り入ろうとしているのかもしれませんが、むしろリトルバスターズの楽しそうな光景に憧れて、関わりを持ちたくて「鈴とライバル」「謙吾のことが好き」としているのかもしれないと思ってしまうくらいです。それは乱暴な解釈ですが。
 僕が考えているのはこうです。
 佐々美も、修学旅行で理樹や鈴のクラスのバスが転覆したことを知ります。そして絶望的な状況をも。でも、ライバル(と思い込んでいる)かつ一番気になる存在の棗鈴を失いたくない。そうした中で、その思いが恭介や謙吾と、波紋として共鳴しあいます。そうして、恭介たちとあの世界を作り、鈴を成長させることで鈴自身を救う、と言う恭介の考えに賛同して、恭介の出す指令に筋書き通りに出演していく…と。
 この解釈では説明できない部分もあり、弱い部分もありますが、割とどの場面も説明が利いてしまう仮説だと思っています。
 
-佐々美は架空の人物
 佐々美は、恭介が送り出した、オリジナルのキャラ、と言う説です。無理はありますが、恭介が意のままに操っているように見えるので、そう見えなくもないです。
 ただし、鈴は昔から佐々美のことを知っているみたいだったので、この説は間違いですね。
 
-佐々美は猫
 これも、あれだけ犬に好かれる(犬好き)なところから、あまり強いとはいえない仮説です。鈴が大事にしている猫の誰かか、レノンか、あの黒猫自身か、あるいは鈴に世話された後、死んでしまった猫か…。ファンタジックな設定でとても良いのですが、犬好きという設定でダメになってしまいますね。うーん。
 
 ちゃんとやり直せばわかるのかもしれませんが、でもまあこの仮説で合っているのだと思います。
 何か、新説があれば教えてください。