リトルバスターズ!エクスタシープレイ日記〜笹瀬川佐々美シナリオクリア+感想など

 とりあえず、ようやくですが笹瀬川佐々美シナリオをクリアしました。
 エロいるか?
 それと、どうやらエロが苦手とか嫌いな人には、エロを回避する選択肢もあり、見なくてもほとんど結末は変わらないわけですから、エロを徹底回避してクリアしても大丈夫だと思います。親切設計? まあ、エロでも見所が無いわけではありませんが。


 ざんねんおっぱい(挨拶。
 率直な感想から言うと「エロいらなくね?」ですw まあそれは普通というか当たり前なんですが(汗。あまりにエロへの持って行き方が強引と言うか、エロの有り無しでのその後の展開が変わらなさ杉というか…。本当に終盤に何とかねじ込んだ感が強く、例えば、今わりとエロゲで多い「エロシーン以後にシナリオが展開する!」って言う流れが全然無かった(エロの後はすぐに終わった感が強かった)ので、物足りなさが強く残りました。どうも、非エロ用に書いたシナリオじゃないかなあ?と言う感じです。
 ただ、猫を使ったのは、予想通りというか、自分的には好みではありました。もう少し猫と理樹の関連性を強く結び付けられなかったのか…という部分については非常に不満ですが、無印版のときに、佐々美シナリオが追加されたら黒猫がキーになるだろうなあ、という予想はほぼ当たったようです。あの頃から何らかの示唆はあったんで、無印の時から佐々美シナリオ追加は既定路線だったんでしょうね。それと、鈴が遊んでいた黒猫(最後は死んでしまうやつ)は、やはりこのクロだったんでしょうか? もしそうだとしたら、あのシーンは結構ぐっときますね。
http://d.hatena.ne.jp/rikio0505/20071229/1198940466
↑ちと違いますが

 不満な点を挙げると、恋愛要素があるようで無いような、デレ部分がほとんど無かったのがちと痛かったですね。佐々美さんはあんな性格なんで、ちゃんとデレる姿は見せなくてもいいのかもしれませんけども、恋愛面からすると物足りませんでした。まあ、理樹くんのニブチンぶりに拍車がかかっていたからとも言えますが…。どうもラブコメというかコメディ寄りすぎて、ドキドキする場面もほとんど無かったのが残念ではあります。
 設定の強引さも結構「えぇー」って感じでした。いきなり時間が進んだりだとか。まあ、設定上はわかるんですが、個人的にはあの世界(恭介たちが作った)の枠の中でどう動くか?ってのを期待していただけに、ちょっと肩透かしを食らった感じですね。
 何となく、佐々美というキャラも掴みづらかったですね…。でも結構味わい深い感じになってるので、動かし方次第ではいい感じで動いてくれそうな気はしてます。特に、エロありの後のエピローグ後はどうなるんでしょうか? 鈴と理樹の取り合いになるのか???
 ちなみに、佐々美シナリオ後のエピローグ部分ですが、あそこは「現実世界」なんでしょうか? なぜかというと、そういう「虚構世界」から戻ってきた後という明確なものがあるわけですからね。無印ヒロイン(鈴除く)たちは、ある程度虚構世界の中で完結しているって言うのもわかりますし(姉御はわかりにくいですけど…)、たぶん佳奈多も虚構世界の中の話だとは思うんです(エピローグ部分は微妙ですけど)。が、佐々美シナリオのエピローグは完全な現実世界なわけで…。となれば、Refrain後では唯一、理樹争奪戦でリードできる…と思うんですがどうでしょう? 鈴キスルート(Hも? 見てないのでわかりませんけど)は、流石にここの理樹くんは通過して無いでしょうしね。そういう設定でSSを描いてみるのも面白そうです。

 総合的な評価ですが、都乃河シナリオとしては、小毬シナリオよりは断然良かったんですが、姉御シナリオと比べると…五十歩百歩と言う感じですね。佳奈多シナリオのほうが断然良かった。
 
 あと絵ですが、まさに遅ればせながらですが、Na-Gaさんのエロ絵を初めて見ました。いいですねw 身体のラインが柔らかそうですし、姿勢の描き方?が何だか自然な気がw 表情もいいですし、何よりあの黒下着でしょうかw あまりにもハマりすぎで。ああ、やはり絵に差が…orz。

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 猫エピソードについて個人的な想いとか。
 猫のエピソードですが…自分的にはすごくツボではありました。と言うのも、ウチで飼っていた犬猫と何か被ったんですよね。
 このブログでは書いたことがあるんですが、ウチでは犬と猫を飼ってました。今でも猫は飼ってるんですが、犬は死んだんですよ。17歳くらいだったので大往生でしたけど。その犬が最後をどう迎えたら幸せだろう? 彼女(犬=メス)にとって幸せな結末なんだろう? とか考えながら、衰弱していく犬を見ていたのを覚えています。最後は精一杯世話してやりましたし、最後は一番好きだった親父の側で逝ったらしいので、誰の夢にも出て来ないし良かったと思ってるですが。
 それと猫。今年の冬に突如姿をくらましました。10年以上も飼っていた猫だったですし、一番可愛がられてたヤツだったんで家族のショックはでかかったです。色々と手を尽くしては見たんですが、結局死んだり轢かれたりという情報も無く、何処かで野良やってるって情報も特に無く、首輪も外していたんで特長も無く…見つからずじまいでした。そしてその後、ウチはリフォームのために一旦引越し、家は解体されました。
 被るんですよね。猫の方は死んだと言うわけじゃないのですが、産み落とされて数時間で拾って育ててきた猫なだけに野良経験が全く無く、人間の食べ物にも特に興味を示すわけでもないので、たぶん野良ではとても長期間生きられないとは思うんです。可愛い顔はしてたんで、何処かで拾われていたらって考えているんですけどね。
 ただ、イギリスで数年間失踪して見つかった猫もいましたし、佐々美シナリオみたいなこともあるわけですし(フィクションですがあり得る話なんでしょう)、何だか望みを繋いでくれたような、でも逆にそんな場面が自分たちの目の前で起こったのなら…とか思うと、かなり胸が締め付けられる感じがしました。
 ま、こういう動物モノは「セコイ」んですけどね(汗。それをスパイス的に使うのであればおkなんですが、メインに持ってくるってのは、プロのライターとしてはどうかとも思いました。まあしかし、猫の特性は結構生かしてましたし、その辺は評価できるんじゃないでしょうか。