エロ漫画雑誌、これからは修正多めなのが主流に?!

 色々とどうでも良くなったので、エロネタも解禁していきますw
 僕もエロ漫画雑誌はよく買うのですが(買うのは、メガストアとかLO、快楽天あたりです)、最近エロ漫画雑誌も様変わりしつつあるな、と感じています。
 と言うのは、一時の「過激さ」「エロさ」重視の流れから、徐々にバラエティに富んだラインナップになり、さらには、必ずしも「エロさ」が求められなくなりつつある…ようにも感じられるようになりました。
 ちなみに、一番売れているエロ漫画雑誌は「快楽天」だそうです。では、なぜ「快楽天」なのでしょうか?
 快楽天を読まれている人ならわかると思いますが、エース級の漫画家さんがいたり、他も総じて画力とかが高かったりと、普通にレベルの高い雑誌です。ただ個人的に、修正がやたらしっかり入っているのが残念だったり。では快楽天がなぜ修正が多めなのか? それは、販路の問題があります。
 普通のエロ漫画雑誌だと、成人向けの扱いになるため、成人向けの本を扱っている書店でしか売っていないことになります。ただ最近の本屋事情を見ると、どうも成人向けの本、とりわけエロ漫画雑誌を扱っている書店の数はかなり減っているようにも思います。そもそも書店自体が減っている⇒大手チェーンが生き残る⇒大手はエロを扱わない⇒エロ漫画雑誌を買える本屋がなくなる…という負の連鎖があるということにも。
 メガストアとかMujinとかが主流かとは思ったんですが、そういう雑誌を確実に手に入れられる書店って、もしかすると、とらのあなとかメロンブックスのような、マニア向けの本屋しか無いのかも…って思うくらい、僕の近所(自転車で30分圏内。とらやメロンは遠いです…)では全滅状態ですから。
 そうなると、修正は多めでもコンビニで売れる(扱ってくれる)雑誌に走る、と言うわけです。快楽天の売り上げが、他の雑誌の追随を許さない点は、作家陣のレベルの高さだけでは無いでしょう。もちろんそれが一番かもしれませんが、販路が他のエロ漫画雑誌に比べ広いってこともあるかと思います。
 そこで追随してきたのが、コアマガジンの「ホットミルク」です。「ホットミルク」と言う雑誌自体は、かなり古くからあった雑誌なんですが、休刊して復活させたみたいですね。中身は全然変わってますけどw
 ただ「快楽天」を意識したんでしょうが、創刊号からしばらく、作家陣は目玉をそろえてかなり豪華です。まあ快楽天ほど、作家陣が揃っているようには思えないのですが…。ただ、鬼ノ仁氏や月野定規氏、石恵氏など、ガチエロ作家を揃えているあたりは、メガストアなどよりも、この「ホットミルク」を次の柱として育てようとしているように見えます。
 「快楽天」一人勝ちの状況が続くようならば、今後もホットミルク他に続く雑誌は増えてくるでしょう。そうなれば、今後もコンビニで売れるような、修正多めな雑誌が増え、そういう雑誌に、優秀な?作家さんが流れていくことでしょう。で、単行本化される際に、修正多めなところを補足して発売されることになるんでしょうね。で、そのうち修正が少なめなエロ漫画雑誌は減っていくんじゃないかと。ちと悲しいですが、コミケで出される同人誌も、修正が多めなものが増えているので、これは流れなのかもしれませんね…。個人的には、エロ漫画の単行本だけでも、修正が少なめなのが残っていって欲しいと思っているんですが…どうなることやら。