Love Songの歌詞について
永空さんからコメントを貰ったので、このKey Sound Labelのアルバム「Love Song」の歌詞についてちょこっと思ったことを書きます。
全体としては「悲恋」ですよね。
Key系のゲームには全体的に言えるわけですが、最終的に幸せになったかどうかはイマイチわかりません。その過程はずっとすれ違いで、ただ精神的には繋がっていて…と言う内容の歌がほとんどかと思います。
時を巡り、時に違う時代に生まれ、人ならざる状態でも生まれ、ただ少女(あなた・君)を想う気持ちだけは変わらない…、そんな感じで。
形に見えない、精神的で感覚的な繋がりを描くのは、実に麻枝さんらしいと言えます。
しかしながら、こうやって現代(過去?)から近未来へと続く世界観を描いたのは、ちょっと新鮮ですw 「Planetarian」に近い世界観も描いてますよね(このゲームは麻枝さんは関わっていないわけですが)。影響を受けたんでしょうか。
好きな曲は、「星なる石」と「折れない翼」ですが、歌詞的には「百年の夏」「僕らの恋」「そして物語が終わる」が好きです。歌詞を読んで、すっとその情景が浮かんできたので。
しかし、こんな聴き応えのあるインディーズアルバムはなかなか無いですよね。
これで3150円は全然安いと思うので、riyaさんの歌声がどうしても受け付けない、って人以外にはお勧めしておきます。