麻枝准のKanon真琴シナリオに対する思い入れ

http://respect-maeda.com/staff/da-mae/kanon7comment.html

 上のリンク先の記事を見ていただければわかります。
 まあ僕が、麻枝准の名前を意識するようになったのは、この真琴シナリオからだったりします。あのシナリオで、哀しかったり悔しかった以外に、人生で初めて大泣きして、かつ真琴が大好きになって…それ以来ですかね。人気が無い原因がよくわからないくらいですし。
 ただこのコメントを読むと、麻枝さんのライターとしての全身全霊を込めたシナリオだったんだなあ、と再認識させられました。重すぎますが。
 コメントにあるように、ONEでは完全に、茜シナリオとみさき先輩シナリオなどを描いた久弥直樹氏のほうが、麻枝さんのシナリオよりも面白くて萌えるシナリオを描いていたと思います。麻枝さんのシナリオも悪くないのですが、久弥さんのシナリオに比べると、どこかアラがあったり、何か物足りなく感じる部分がありましたし。
 ただ、Kanonでは、完全に麻枝さんの2キャラのシナリオが上回っていたと思いました。真琴シナリオは言うまでもありませんが、舞シナリオも、謎な部分を見せつつも隠し、後半で一気に話が進むような、非常に面白いシナリオでしたし。ここでライターとしては決定的な差をつけた感じだったように思いました。
 それにしても、真琴シナリオに対する麻枝さんの思い入れが、これだけ深いものだと知れて嬉しかったです。麻枝さんにとっては、おそらくテンプレートのようなシナリオなのかもしれませんし、CLANNADであれだけの話を描きながら、真琴シナリオと比較していたのかもしれません。
 ライター卒業なんて発言をしていますが、やはりこの人が必要ですよ。