ムサニ公認百合カップル? あおいと絵麻の愛の記録〜SHIROBAKO前半戦より

 前半戦が終わって後半に突入しても絶好調なSHIROBAKOですが、ムサニにバイトとはいえりーちゃんこと今井みどりが入ってきておいちゃんこと宮森あおいとアニメーターの安原絵麻の関係性が変化するのかどうかが気になるところです。
 さてそんなおいちゃんと絵麻ちゃんの接触シーンというか愛の軌跡についてまとめてみることにしました。

  • 1話


「おいちゃんおいちゃん」
 ムサニ内で行われた「えくそだすっ!」上映会終了後に絵麻ちゃんがそう言いながらあおいの隣に座ります。個人的には社内で高校時代のアダ名を使って呼んでるってところに衝撃を受けたわけですが、さも当然のように隣に座ってるんですよね。まだあおいがムサニに入って半年とかそこらなのですが、入社して間もない頃からこんな感じで接していたのではないかと感じます。
 あと、ムサニ内で「おいちゃん」とあおいのことを呼ぶのは絵麻ちゃんだけで、あとは矢野パイセンの「みゃーもり」派がナベPほか増えているのですが、あおいのことを「おいちゃん」と呼ぶのは特別な存在である絵麻ちゃんだけと遠慮している可能性すらあると考えていますがどうでしょうか。

  • 2話


 キャラ設定の会議みたいなことをやったところですが、最初はあおいの隣ではなかった絵麻ちゃんがいつの間にか隣に来ているというシーンです。同じフロアにいるときは、可能であればだいたい隣に来るのでしょうね。

  • 3話


 ゴスロリ様に井口さんが上げてくれた原画を作監してもらうところです。あおいの後ろで絵麻ちゃんが総作監作業を盗み見しようとしていました。普段は近寄りがたい雰囲気とかオーラを纏うゴスロリ様ですから、おいちゃんの後ろからこっそり……と行きたかったのでしょうか。それにしても凄い顔だみゃーもり。
 関係無いですが、今のところ「ゴスロリ様」というワードがアニメ本編で出てきたのは、この話数で演出の山田さんが言った1回きりだったような気がします。


 井口さんが急遽上げてくれた原画のシーンが入った白箱を2人で確かめようとしているところです。2人きりですね。何も言うことはありません。

  • 4話

 女子会のところです。

 映画館でも、

 商店街でも、

 神社でも絵麻ちゃんは安定しておいちゃんの隣にいます。

 ここではおいちゃんの後ろを歩くという、何か伴侶らしい感じがするような気がします。あるいはお母さん的な。

 そして居酒屋でも当然のようにあおいと絵麻ちゃんは夫婦のように座っているわけです。5人の中でもまた別格の扱いのようにも見えてしまいます。


ちなみにパンケーキ屋さんでは隣同士ではありませんでした。


 帰りも家が近いので一緒に帰りますが、絵麻ちゃんだけ半額弁当を買いに行くと離脱するあたり、手慣れている感じがあると思います。

  • 5話

 2人でオムライス食べる回です。

 以前にブログでも指摘したとおりですが、まるで2人で一緒に手作りの料理を食べるために用意したようなお皿と、おいちゃん専用と思われる座布団が用意されているあたり、こういうことをするのは割と頻繁で当たり前のことのように感じます。あおいがサラダの盛り付けを手伝っていたあたりも共同作業的なところで、長年のパートナー的な雰囲気がしますよね。


ちなみに10話でのみゃーもり部屋で集まった時には全員が直座りしていました。絵麻ちゃん部屋は年季が入りすぎてて直接座るには適さないのかどうか、あるいはあおいの部屋で集まる機会はさほど無いから座布団までは用意出来ていないのかとかわかりかねますが。。


 慎ましくも幸せな2人って感じが良いですよね……。

  • 6話

 特になし。

  • 7話

 問題の屋上シーンがある回。絵麻ちゃんが追い詰められていく回です。


決しておいちゃんには食べさせられない作り置きカレー(おそらく肉はほとんど入ってない)。


 絵麻ちゃんがあおいの将来について迫るシーンもありました。自身の将来への不安から、入社後半年ちょっとでムサニの車輪になっているあおいに対しての焦りもあったのでしょうけど、自分が死ぬ気で頑張って一人前になれた時に、その先にいるおいちゃんはどう自分を導いていってくれるのか、ってのをちょっと迫ったような見方も出来るシーンでした。ちょっと絵麻ちゃん重すぎるんよ……と思いましたが、プロの原画マンになってもまだ「なにわアニメーションの堀内さん」という具体的な目標を思い描く彼女ですからある意味当然なのかもしれません。何か定職に就こうとしない彼氏に将来どうするのか訊くようなシーンにも見えましたが。


ここから

ここでは非常に距離を感じます。

 絵麻ちゃんがおいちゃんと呼んでくれなくなる展開なのかこれは……と思いましたが、そうではなかったので安心しました。
 若干すれ違ったのは、あまり仲良くなれない制作進行と原画というポジションの2人ならでは、なのかもと思いましたが、むしろあおいが頼りにして話にも頻繁に出てくる瀬川さんに、よりによってリテイクを食らったことへのショックとかちょっとした嫉妬心みたいなものもあったのかなあとも考えてしまいましたがどうでしょうか。

  • 8話


浮気現場証拠写真

  • 9話

 特になし。

  • 10話


 みーちゃんの退職の相談に乗るためにあおい宅で鍋してるところですが、やはり絵麻ちゃんはあおいの隣ですね。もうみーちゃんの相談に乗る両親みたいな印象があります。1つしか離れていないのですが……。

  • 11話

 特になし。

  • 12話

 さあ問題の12話ですよ。

 ここでは後方にいた絵麻ちゃんですが、すぐ近くで抱き合って喜ぶ女性2人を観て触発されたのか、

 思いっきりおいちゃんに抱きついてます。

 小さいですけど動画も。凄く……濃厚です。ちなみにこれ、社内ですし周りに他のスタッフもいる中でコレですからね。。


 打ち上げに行くシーンでも一緒です。


打ち上げに行くところで、さっきムサニ社内で抱き合ってたスタッフの片方が別の人にも抱きついていますね。てかこういうのが当たり前な社風なのかなあと想像してしまいます。

          • -

 とまあ色々と挙げてみましたが、結構大変なくらいには2人の愛の記録が満載だったように思いました。興味のある方は、気になる話数に遡って観てみるのも良いかもしれません。
 SHIROBAKOには他にも、大人同士の百合っぽいカップリングが満載だったりしますが、先日こんな表を作ったというツイートが流れてきてまして感心してました。


コミカライズのネタを含むのでネタバレ注意です。

 今後の展開を考えると、りーちゃんがムサニに入ってきて「おいちゃん先輩!」って言ってるのを他のスタッフが聴いて、「おいちゃん呼びって安原さん専用じゃなかったの??」となったりして混乱する展開とかどうでしょうかね……(多分無い)。
 SHIROBAKO観てる皆さんも、ぜひ好みの百合カップルを想像しながら観てほしいと思ってます。

※百合展開で注目のコミカライズがようやく月末に発売ですね。要チェックです。
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※こちらは空白期間を埋めるノベライズだそうで。
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※前期主題歌CDジャケ、絵麻ちゃんはおいちゃんの手を握ってます。
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※後期主題歌CDジャケ絵でもやはり隣をキープしているようで。